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SKI NOW '92 & '16

昭和の終わりが近い約四半世紀(以上)前、当時テレビで放映された“SALOMON SKI NOW”。
同時代のスキー技術選手権の覇者&猛者による海外ロケが
スキーブームの火付け役となりましたが、自分もご多分に漏れず、“SKI NOW '86”の時代からカナディアンロッキーの滑走を夢見ていました。
お陰様で1992年に念願叶い、カナダ留学時代に地元の友人達と何度かバンフやジャスパーに足を運び、斉木隆渡辺一樹になった気分でカナディアンロッキーを滑走しました。
以来、スキーブームの終焉とともに海外へのスキー旅行もご無沙汰していましたが、先月、アルバータ州内の視察も兼ね、中学2年の次男坊と二人でバンフへスキーに行ってきました。
20余年ぶりの訪問でしたが、高層ビルのない穏やかな街並みや中心部に位置する高等学校グランドのアイスリンク(やはりアイスホッケーですね)など落ち着いた雰囲気は当時のまま。滞在中、かつて滑ったサンシャインビレッジレイク・ルイーズを訪問しましたが、
さて、息子との足馴らしはどこから始めようかと思慮し、到着前はスキー場マップとのにらみ合い。
バスを降り、ゴンドラからゲレンデを望むと当時の記憶が蘇り、滑走し出すとかつてSKI NOWでよく流れていたJohn Parr のTwo Hearts
鼻歌交じりに口ずさみながら、ゲレンデ、コースをくまなく走破しました。
早いもので、あれから四半世紀。
眼下にそびえる冬のロッキー山脈は、当時とまったく変わらぬ光景とその迫力で親子スキーヤーを楽しませてくれました。息子とともに再訪できたカナディアンロッキー。カナダからまた素敵なプレゼントをいただいたようです。