北海道が生んだ世界のジャズピアニスト、
。
去る３月１５日（火）、多くの人に惜しまれつつ、札幌市内の病院にて逝去されました。
思い起こせば２０年ほど前、
代表ののご紹介で
開店間もない福居さんのジャズバーで、
私どもの結婚祝賀パーティを開催させていただきました。
昨年１１月、結婚２０周年の記念に当時結婚式と祝賀会を主催していただいた方々との
再会とお礼までに札幌市内で夕食会を行い、その後２０年前を回顧すべくをみなさんとお邪魔しました。
約２０年ぶりとは思えぬほど、良さんも奥様も当時と変わらぬ様子でしたが、
唯一、２０年の歳月を感じさせたのは、ライブ演奏にお客様を参加させ、
後身の育成と活躍の機会を提供されているアットホームなお店の雰囲気、
そしてシンガーやミュージシャンを見守る良さんの温かな眼差しでした。
演奏の合間に良さんから気さくに声をかけていただき、
丁度２０年前にお店で貸し切り祝賀会をさせいただいたお礼を伝えると、
「ご家族は？」
「ハイ、子供が３人おります。」
「そうですか（笑）。」
笑顔で語る良さんと奥様と一緒に退店前に記念撮影させて頂きました。
その元気なお姿から１ヶ月後に検査入院されていたとのこと。
新聞で訃報を知り、家内としばし悲嘆しつつも、
結婚２０周年の節目に生前の良さんと再会させていただいた天の計らいに感謝しました。
今、手元にある良さんの１６年ぶりの最新アルバム「A Letter from Slowboat」。
Slowboat開店２０周年を記念し発表されたとのこと。
私どもの結婚生活とSlowboatとの歩みが、オーバーラップしたかのごとく
不思議なご縁を感じました。
福居 良さん、ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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