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ありがたき日常

ゴールデンウィーク半ばの5月1日、雨上がりの大通公園を西に向け散策すると、正面にそびえる札幌市資料館


GW中に開催された美術作品展、「美専卒業30周年記念 先生と教え子たちのクラス展」を鑑賞して来ました。


北の漫画描き「もんでんあきこ」さんの作品が展示されているとの情報を耳にし、早速、展示会場である2階のギャラリーへ。


受付でスタッフの方に、写真撮影の承諾をいただいた後、しばし雑談。


スタッフの方はもんでんさんとは同級生だったようで、
当時を振り返りつつ、マンガ懸賞コンクールでの“戦績”など
作品以外のエピソードも紹介してくれました。


もんでんあきこさんは、私の郷里三笠市出身でプロの漫画家として
この道30年のベテラン。


昨年11月には三笠市にて地元中学生を対象に講演会が行われ、
「好きなことの見つけ方」というタイトルで約2時間
タブレットを用いた実演も披露されました。
私も親戚一同、後席にて母校のOBとして拝聴してきました。


デビュー当時の苦労話をユーモラスに語りつつも、
生徒達との質疑応答では時間が足りないほどの白熱振りでした。


特に数多くの質問を用意されてた生徒達。
将来、きっとアーティストを目指すであろう彼らの輝いた瞳が印象的でした。



もんでんあきこさんのブログのタイトルが、



“平素当たり前であることが実はありがたいこと”


私にとっては、この忘れがちなさ心の持ちようを促してくれるフレーズです。


この春からの新連載も始まったようで、
北の漫画描きのさらなる活躍を期待しております。