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Welcome to Sapporo !

2年程前に早世された朋友ケビン・スチュワートさん。

 

「昨年3月に「ケビンさんを偲ぶ会」で札幌でお集まりいただいた皆様にお礼を伝えたい、そして父親の第2の故郷である北海道を子供達に見せてあげたい。」

 

先週の18日(木)スチュワート夫人、マリアさんの念願が叶いました。


マリアさんの来訪を待ちわびていたケビンさんの元同僚や㈱スズケン関係者、縁のある方々20余名が、18日(木)夕刻、東京ドームホテル札幌参集いたしました。


○懐かしい写真アルバムの山をスーツケースに入れて来場された方、


○北海道&ボストンでのケビンさんの思い出をしんみり語る方、


○剛球ピッチャー兼ホームランバッターだった“元祖二刀流”
 ケビン選手のプレー振りを熱く語る方、


○ボストン出張時にケビンさん直伝の英語でスピーチしたはずなのに...「アレ?」 大いに会場を沸かせてくれた方、


マリアさんと父親ケビンさんそっくりの3人のお子様達を囲んで、
それぞれが在りし日のケビンさんに思いを馳せ、語り合う心温まる一夜でした。


翌日の北海道新聞の朝刊には、思いも寄らぬ大きな写真入りで歓迎会の様子が紹介され、ご家族も大感激。
( 写真中央に写っていた私自身もビックリ!)


この勢いで、かつての職場であった北海道庁を訪問。ケビンさんと面識のあった窪田知事室長を表敬した際は、思い起こすことが多く、双方感極まる場面もありました。その後、四半世紀前にケビンさんを囲んで記念撮影した道庁赤れんが前の同じスポットでご家族4人で記念撮影


マリアさん曰く、
「今年のクリスマスカードに使う。」

とのことでした。


2泊3日の限られた来道日程でしたが、歓迎会や表敬訪問のほかにも、北海道日米協会主催の午餐会にも招かれるなど、改めて日米親善交流の推進役として活躍されたケビンさんの功績とその人望の厚さに感銘しました。


19日(金)の夜には、父親譲りの野球少年である長男エイダンくんをお連れし、息子とともに札幌ドームプロ野球オールスターゲームを観戦してきました。


エイダンくんは、札幌ドームの綺麗な人工芝を見て

 

“Perfect!”

歴史あるレッド・ソックスのスタジアム、フェンウェイ・パークとはまた趣を異にした近代的なドーム球場を物珍しそうに見物。


試合前のホームラン競争では、

 

「アメリカのオールスターゲームのホームラン競争はちょっと違うヨ!」(in English)
と中田のホームランキングを期待していた私にとってもやや物足りない内容でしたが、ファイターズ幕の内弁当を頬張るエイダンくんの横顔からは日米野球の違いもじっくり味わっているように見えました。


同時にその瞳は、○○年後、エイダンくん自身が、札幌ドームのバックスクリーンに特大ホームランを打ち込んだシーンをイメージしているようにも見えそうな、そう、将来、エイダンくんが札幌ドームを沸かせてくれる日を夢見つつ...。


また、北海道通訳者協会会長の泉園子先生には、歓迎会での即興も含めた数々のスピーチをご家族の臨席にて同時通訳をしていただきました。


心から感謝申し上げます。ありがとうございました。